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 「その時、俺は漫画のネタに詰まって不機嫌で」(番ケンジ)

 ハートキャッチプリキュア!第18話「最強伝説!番長登場、ヨロシクです!!」の感想です。
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 今回の見所ベスト4。

第4位:番長バトルロワイヤル

 ケンくん眼力のみで圧勝。ガチの暴力沙汰になる前に眼力のみで勝利を手にするのは、ある意味平和力の極みな気がする。ほら、プリキュアさんとか暴……うわ、なにする、やめ。

 ケンくんの眼力は、ダークプリキュアさんのやつのセルフオマージュなだけじゃなくて、なんか意味があったりするんだろうか。ケンくんとの交流から何かダークさん対策のヒントを貰った的な、とか(ダークさんとは逆の瞳だったりするのも何かありそうな)。

 眼力が花咲さんには効かないのは、たぶん内面派の花咲さん外見派の来海という話のうち、来海は外見(=怖い)に影響受けすぎてるという話だったのだと思う。今回は全体的に内面派の話だった印象。つまり、花咲さんのターンだった。

第3位:プリキュアアシスタント

 リアルプリキュアをアシスタントにして、プリキュア漫画を描くケンくん。さらにはリアルプリキュアに演技させて漫画のストーリーへのインスピレーションを貰うなど、プリキュア充し過ぎの創作スタイル。名島先生とか、「俺もプリキュアさんをアシスタントに雇いたい」とか思いながら九州で見ていたに違いない(注:今一押しの漫画『波打際のむろみさん』の作者様。この前マガジンの巻末コメントでハートキャッチされたと告白していた)。

 また、そうは言いつつケンくんがエラくハイスペック。絵も上手いし、母親には言い出せなかったけど登校時間と家の時間との隙間時間で一生懸命描いてるなど根性もある。そして彼に付いてくる花咲さん&来海もハイスペック。ベタはみ出しとかホワイト失敗とかはご愛敬で、2、3日も練習すれば普通にアシとして機能しそうな勢い。もともと服飾デザインで画スキルはあったものの、彼女らのハイスペックぶりは例年にないレベル。来海のデザインスキル設定のせいなのか、使ってるのが墨汁じゃなくて製図用インクな辺りとかも細かい(実際に製図用インクで漫画描く人もけっこういる)。

 「可愛いじゃないか」(番ケンジ)

 というか「可愛い服をデザインする」辺りに関しては花咲さん&来海本職じゃん! 少女漫画描くにあたって、その辺りのプロの男性漫画家よりもセンスいいやも知れぬ。それをアシスタントとしてゲットか。く……今回ケンくんが手にしたアドバンテージは計り知れないな。プリキュア5組の面々とかよりも、現時点では夢に近いやもしれぬ。

第2位:恋よりプリキュア

 本当のプリキュアが創作プリキュアの気持ちになって演じるという複雑なシチェーションですが、基本花咲さんの本心なんだと思う。

 そして、一気に劇外の視点に立って、他のシリーズのプリキュアさんと比べても、今年は例年になく恋愛要素がないという事実とリンクします。わずか第7話で憧れの人が実は女と判明して失恋した人だからな……花咲さん。藤P先輩にキリヤくん、美翔兄にココナッツ。桃園さんにだって大輔くんとの恋愛要素があったのに……。不景気か、そうか不景気のせいなんだな!(←なんでも不景気のせいにするダメな人のパターン)。もう、恋愛してる暇なんてないんだな。私は、恋よりプリキュア業。だって沢山の人達の生活がかかってるんですから!

第1位:凄い面白かった

 こんだけバカ話的なベクトルでも面白かったのに、最後に自分の意志で本心を言語化してお母さんにケンくんが伝えたり(デザトリアン化に頼らない)、また花咲さんと来海が日常ストーリーでちゃんとゲストキャラの問題解決に役立ってもいるという、第2クール以降のテーマもちゃんと盛り込んでいた回でした。見事!

 どうも、花咲さんと来海のゲストキャラとの関わり方は、第2クール以降(問題解決に関与する)は「一緒に何かを創る」でフォーマット決めたのかなとも思います。人類総クリエイター時代にふさわしい感じ。

 また、じゃあ縦軸のメインストーリーの方として、花咲さんと来海は月影ゆりとは何を一緒に創るんだろう、という辺りも色々と創造が膨らみます。かつてなくクリエイティブなプリキュアさん達だ!

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