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ハートキャッチプリキュア!第23話「キュアサンシャイン誕生ですっ!!」の感想です。
今回の見所ベスト1。
第1位:明道院いつき、キュアサンシャインに変身
ポプリがエラくカッコ良かった。
いつきさん、一旦そんなには守れないだろうし自分には守る資格もない、キャパオーバーだよ……的にプリキュアになるのを断るんですが、窮地においてポプリ猛攻。プリキュアを守る、心の大樹を守る、いつきを守る。できるかどうかではなく、それが私の本然ですとばかり。伊達に守りの妖精として生まれてこなかった。また微妙にポプリ単体では無理でもいつきとならきっとできるです的なニュアンスが入ってるのも泣ける。
泣けると言うか、もうちょっと3人目祭り的に視聴しようと思ってたんだけど、エラく涙腺にきた。生徒会長、元々兄を守るために男装までしてた人だからなー。兄を守る、ポプリを守るというのは確かにこの人の本然。今度は女装(プリキュアになる)すれば守れるかもしれないと言うなら、やる人。この人は何か覚悟を決めてる人だ。
またついに当事者プリキュアなのも熱い。「私変わりたいんです」ノリで始めた花咲さんとはスタート地点の動機が違う。兄を守るため(おそらく月影家の話にも入っていく「家族」要素だ)、そして、「兄を守るために男装すると女性としての自分の本心と相克する部分がある」といういつきさん当人の問題の解決として変身してるのも熱い。一人称が「僕」から「わたし」に変わる所も涙腺に来たわー。そうしなきゃ守れないと思って男装した。一時可愛い物が好きという自分の本心を抑圧したりもした。しかし、時代はプリキュアになって「わたし」のまま守ればいいじゃない! という時代になっていた。可愛いプリキュア衣装を纏って明道院流で培った武力の猛攻を見せるサンシャインがマジサンシャインです。可愛いものが好きな自分も、武道を愛する自分も、両方が明道院いつきですと言い切った第15話ラストの解答を、一番決定的な場面で実現する時がついに来た。
これほど待ち望まれたプリキュア化も珍しい。プリキュアになればオールOKと言わんばかりです。3人目商法出力全開。願わくば(不景気に苦しむこの時代における)太陽のように、(経済現象的にも)みんなの心を照す光になりたい!
●そして次回、プリキュア、飛ぶ
た、確かにフレッシュより前は第24話前後は新武装・新技披露のターンでもあった訳ですが、まさか今年は3人目に終わらず、飛行形態的な新武装・新技もお披露目なのだろうか。
翼じゃなくてマントで飛行、と言うのも、天才じゃないけど地力はハイスペックと言うハートキャッチ組っぽくていいな。謎の神的パワー、天使的パワーではなく、個人の地力と創造力で行ける所まで行ってやる、そして結果も出す、という花咲・来海ペアっぽい。あのマント、大丈夫なんだろうな。夢原さんや桃園さんにあった謎の安心感が無いのが、ハートキャッチ組の魅力です。
→去年のが良かったMookなど。
ハートキャッチプリキュア! おはなしブック! まるごとキュアサンシャイン! (講談社 Mook)
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→前回:第22話「ついに見つけました!!3人目のプリキュア!!」感想へ
→次回第24話「こころの大樹の危機!プリキュア、飛びますっ!!」の感想へ
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