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ハートキャッチプリキュア!第34話「すごいパワーです!キュアムーンライト!!」の感想です。
今回の見所ベスト3。
第3位:キュアムーンライトVSダークプリキュア
第1話冒頭の超バトル以来の因縁のカード。
作中のエラい核の要素がギュウギュウに詰まった対戦カードなだけに、凄まじい盛り上がりに。
月の光と闇という象徴対決。仲間の大切さに目覚めたムーンライトさんと、未だに単独の強者のままのダークプリキュアさん。コロンのおかげで半身を取り戻したムーンライトさんと(もう欠けてない心の種に対応)、未だに半身のままのダークプリキュアさん(ダークさん所持の心の種は欠けたまま)。
しかも以前のダークさんの「月影さんは私」発言にももう一歩踏み込んできて、どうにもダークさんは月影さんを飲み込んで半身が埋まる類の存在らしい。そこに第1話のムーンライトさんの象徴台詞、「私の代わりを探して」まで印象的に挿入してきて、そこに現れるサバーク博士。凄まじい盛り上がりになっております。真面目に、ダークさんは何らかの月影さんの半身存在なんだろうなー。それを、月影さんがダークさん無しで半身を埋めてしまったので、じゃあダークさんはどうやって半身を補えば良いのか? というのが終章にかかってくる話っぽい。序盤の「かけがえのない代わりがいないパートナー」の話(花咲さんと来海さんで描かれた第4話など)から、ずっと繋がっている部分です。
一応今回第34話時点では、コロンで半身を補った分で、ムーンライトさんが勝利。
月影さんが独りから仲間の大切さに目覚めたという流れだったので、誰か仲間の力を借りて勝利しないとストーリー上ダメだった訳なんですが、今回はコロンという存在のおかげで的なストーリー。この月影さんの仲間の大切さに目覚めた要素をバトル面でも花咲・来海・いつきさんが本当の仲間として埋めるのは、もう少し先の展開、というか新フォーム装着&4人必殺技登場時になるんだろうなー。例年と同じだとすると37話くらいでしょうか。内面が変わってから外見が変わるというハートキャッチ文法的に、4人が新フォーム(外見)になるだけの内面の話がもう一つ入ってから登場となるのだろうから、楽しみ。
第2位:サバーク博士、ダークプリキュアさんを助けにくる
今月の雑誌「娘TYPE」に掲載されていた「映画ハートキャッチプリキュア!」記事の内容に触れるので、反転で。
映画の内容のネタバレが、映画はTVシリーズのテーマ、展開の圧縮版というプリキュアシリーズ的に、TVシリーズの先の展開のネタバレになりかねなかったりするのでした。
という訳で、ちょっとこの項目に関しては雑誌の映画情報のネタバレ反転でー↓
「 「娘TYPE」の脚本の栗山緑さんのインタビューによると、サラマンダー男爵は、オリヴィエの父親。で、オリヴィエは父だけの片親だけに、花咲さんの母性に惹かれていく……というストーリーラインらしい。
なので、TV版でも何らかの、「敵側の父親と子」という要素が入ってくる可能性が高い訳ですが、それで今回のダークさんを助けにきたサバーク博士に、月影さんが「ダークさんはあなたの……」と言いかけるシーンですよ。サバーク博士が月影父とイコールかはまだ置いておいても、何らかの、サバーク博士が父で、ダークさんが子的な要素が、ハートキャッチのTVシリーズでも最終章で重要になってくるっぽいのは、かなり可能性が高いです。
ダークさんが救済となるのか、悲劇となるのかは分からないんですが(逆に映画のオリヴィエの結末で、TVシリーズのダークさんの結末もだいぶ読めたり)、楽しみ。夢原さんは「相互理解できない人もいる」という結論で映画でムシバーンさんを打倒し、TV本編でも館長を打倒すると言う、一種の悲劇エンドだったりもしたんで、なかなか単純なハッピーエンドだけを期待できない辺りだったりもするんだよなー。」
映画も含めてエラく盛り上がってきた!
第1位:月影さんの心の花、また咲く
内面の問題に一区切りついた時、外見が変わる資格を得る……という、ハートキャッチのゲストキャラエピソードで繰り返してきた話が、シリーズを通してのゲストキャラとも言える月影さんのお話でも。
失われた半身が癒されて、仲間の大切さも理解したから(内面)、外見としてファッションショーの衣装(外見)を着る資格も得た……というように結ばれています。演劇部部長が部員と協力することの大切さを悟った(内面)ゆえに、ファッション部のみんなが作った舞台衣装(外見)を着る資格を得た……とかのゲスト話の時と同じ流れですね。本当ゲストキャラエピソードとメインエピソードの連動がハートキャッチは素敵だなー。
ラストシーンの、来海さんに(スリーサイズ見抜くためだけど)凝視される月影さんの絵は良いシーンでした。月影さんのもう一つのまだ未解決の問題に、「お父さんに見て貰えなかった(かもしれない)」問題があって、月影さんの心の問題は、この「私を見て」オーラに由来してる部分があるんですが(だから前回コロンが見ていてくれた=月影さんの本心(過酷だからこそ迷惑をかけたくなくて仲間を頼れなかった)を分かってくれていた……所で月影さんは自己の重要感を回復している)、とにもかくにも、月影さんを「見て」くれる仲間ができた……という良いシーンだったと思うのでした。戦闘面では一番月影さんが強いんだけど、月影さん本体は他の仲間の承認に精神的に支えられているというのは、なんかグっとくる話です。あー、ハートキャッチ終盤戦突入で凄いわー。
→ハートキャッチもフィギュアーツに
S.H.フィギュアーツ キュアブロッサム
S.H.フィギュアーツ キュアマリン
→前回:第33話「キュアムーンライト、ついに復活ですっ!!」感想へ
→次回第35話「ワクワク学園祭!ファッション部はバタバタです!!」の感想へ
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