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ハートキャッチプリキュア!第39話「えりかピンチ!マリンタクトが奪われました!!」の感想です。
今回の見所ベスト1。
第1位:代わりはいない
第1話冒頭のムーンライトさんの台詞(「私の代わりを探して」)及び第4話のつぼみとえりかの話から始まる、「代わりがいないパートナー」の話でした。
ちゃんと、つぼみに代わりなんていないと言い切ってた来海さんが担当して良かった回だった。
花咲さんとシプレ、いつきさんとポプリ、月影さんと(コロン)、お祖母ちゃんとコッペ様、みんな「かけがえのないパートナー」と蜜月を過ごしているのに、うちだけ……というコフレの悩みから始まる訳ですが……
「デザートデビルもいるし、あんた達は用無しよ!」(サソリーナ)
敵さんの方が状況が深刻でした。
部下は育てず取り替えろなんてビジネス書が一時流行った現実もあり、無駄に重いです。敵も味方も、みんなみんな悩んでる。
ボスナッキーさん&スナッキーさん達も、真面目に合宿とかして努力してるだけに、ますます「代わりはいるのよ」宣告は重い。独りで頑張って頑張って、でも最後に「代わりを探して」としか言えなかったムーンライトさんとも同じラインで語れるお話です。
結局、来海さんは一度もコフレの代わりがいるとは言わなかったし、あの時スペック的に劣る自分の代わりのパートナーを探してと言っていた花咲さんが、それでもあなたの代わりはいないと言ってくれた来海さんのピンチに駆けつけてくれたり(今回に限り、久々に変身は二人だけ。もう花咲さんはあの頃の最弱のプリキュアではない)、バカな話なんだけど地味に熱かった。
そしてもはやスナッキーさん達と戦い続けたのも何かの縁。敵さんには敵さんの悩みがある。フォルテウェーブを受けたボスナッキーさんは、何やら「変わった」みたいで(ホワイトボスナッキー!)……。
ここまで「代わりがいないあなた」というテーマのエピソードを繰り返している以上、劇中最後のゲストキャラとなるであろう、サバーク博士とダークさんの悩みも、この「代わりがいるか/いないか」問題なんだろうなー。ゆりさんとダークさんの半身設定話の帰結と、ゆりさんが何かと「鏡」をアイテムにしてる辺りも含めて、楽しみです。
◇◇◇
「走ろう!」(第4話)
そろそろしみじみと本編を振り返りつつ終盤な季節ですが、個人的には「来海さんのカッコよさ半端ない」なシリーズでもありました。
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→映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?/感想
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