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 「私、一人っこだから」(北条響)

 スイートプリキュア♪第6話「ガミガミ!お説教が生んだミラクルベルティエニャ♪」の感想です。
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 今回の見所ベスト2。

第2位:響さんがっかり感

 奏さんと奏太くんの姉弟関係が中心の話ながら、対照として「姉弟さえいない響さん」、「家庭に問題がある響さん」を描いていたのは明らか。

 奏さんとケンカして友だちもいなくなってた。部活も助っ人なので所属する共同体もなかった。「家族」っていうしばしばプリキュアシリーズで拠り所となる共同体も、何やら北条家は問題アリな感じ。せめて姉弟でもいればと思えど、それすらいない。それが響さん。特に設定上の家庭の対比は見事だと思いました。奏さんはケンカしても根で思い合っている弟がいて、お父さんとお母さんは同じ場所にいてラブラブ。響さんには姉弟はいなく、父母は離れて暮らしているという。


第1位:響さんスーパーヒーロータイム

 そんながっかり感漂う響さんだけど、自分が欲しても手に入らない姉弟愛や家族の形を求めているからこそ、他人(奏)が持っているそれが、守るべき尊いものだということを知っている。

 「私は二人の気持ちを、お互いを思いやる心を守りたい」

 他作品の例で恐縮ですが、日朝タイムの番組で言うなら、これは『仮面ライダー555』のたっくんだと思った。自分が手に入れられないのは分かってる(たっくんの場合は夢)、だけど、自分が手に入れられないことと、他人がそれを持っていることとは別のこと。例え他人のものだとしてもそれは尊いものなのだから、自分では手に入れられなくても、守りたい。

 私は部活という共同体もなく、家族という共同体も問題アリで、根で思い合える姉弟すらいない身の上ですが、奏のそれは尊いものだから守りたい。

 今こそ防衛機制の筋トレで身につけた力を活かす時とばかりに炸裂するミラクルベルティエがカッコ良かったです。逃避から身につけた運動能力だけど、自分が欲しかった大切なものを守るのに役に立つこともある。天才音楽家の娘として音楽を嗜みながら理想的な家族や共同体でハッピールートは、崩れた女。だけど自分がハッピールートから崩れたことと、他人がハッピールートにいることは別なこと。自分が得られなかったものだからこそ守りたい。響さんはマジヒーローというのが分かったイカした回でした。

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 プリキュアシリーズから得たことは多々あれど、印象的なものの一つは、MaxHeartの最終回で、雪城ほのかが、どんなに絶対絶命の状況でも、精神の自由までは侵すことができない、という趣旨のことを語るシーン。どんな絶体絶命でも、人間には希望や勇気を持ち続けること、「絶対諦めない」ということを心に描く精神の自由を持っているんだ、と言い放つ所。

 無論、なぎさとほのかはそこから逆転を決めてみせる。個人的にも、こんな凄いアニメを作れる国が、この程度で終わるとは全然思っていないのでした。

→主題歌

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→深い事情は存じませんが

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