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 「何それ、私じゃないの」(南野奏)

 スイートプリキュア♪第8話「チャララーン! セイレーンのニセ親友大作戦ニャ!」の感想です。
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 今回の見所ベスト2。

第2位:鍛えてる

 格闘技もいける響さん半端ないです。柔道の話で盛り上がれる中学生女子はポイントが高い。そして、今回は背負ってたけど、自分より身長が低めの相手には奥襟とっていくタイプだよ、響さんは、たぶん。

 また、ナチュラルに電話しながら片手でダンベル運動してる姿がツボでした。別にプリキュアになったのでトレーニングの一貫としてやってる訳じゃなくて、奏さんと不仲だった時期にやることなくて筋トレ始めたのが続いてるだけなのが妙に面白いです。


第1位:セイレーンさん

 第1話で響さんとエレンが調べの館で出会ったのが、例年の「第1話の出会い」相当なのだろうと思っているので、今回の話は納得でした。

 前回の感想で書いた通り、「もともと同じだったけど違う」が一つのモチーフだと思うので、今回偽親友作戦として、何かと響さんと「同じ」になろうとするセイレーンさんは象徴的。名前を同じ北条にし、髪の色までピンク系にしてみる。

 実際それだけでは本当の親友になれなかった(違う所がある奏に軍配が上がる)けど、響さんに親友だと思って貰えたのも事実なので、今話だけではこの「同じ」という行為は是とも否ともとれる感じだけど、ずっと書いてる通り、基本響とセイレーンさんは似たもの同士なのだと思います。親友と不仲になって色々破綻してしまって独りぼっちになっていた二人が、調べの館で出会う所から始まるお話。

 セイレーンさんの見た目変身能力も、今作のテーマの一つである、「同じものでも認識する側で違う」にマッチしていて上手い。今回は響さんの認識ではさくらさんだったし、ハミィとのやりとりもギャグパートながら、ハミィの認識では未だに敵であるマイナーランドの幹部ではなく、友だちのセイレーンのまま、という表現なのだと思う。

 そうして、同じものを見ていたはずなのに、認識の齟齬で裏切られたと感じて争いになるのも、第1話・第2話の3本目の桜問題と同じ(だからたぶん今回のセイレーンさんの変身体の名前も「さくら」)。さくらだと思っていたのに、セイレーンだったなんて、許せない。だけどこれは認識する側の問題で、さくらとセイレーンさんは本当は同じ存在で、たぶん、両者に共通する本質もあったはず。

 このテーマでセイレーンさんと「見え方の違い」テーマを押していくなら、これセイレーンさん変身する展開しかないと思うんだけど、色々楽しみ。

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