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 「叱る時はびしっと叱らないと」(南野奏)

 スイートプリキュア♪第10話「ウッホッホー!!響先生、幼稚園で大奮闘ニャ♪」の感想です。
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 今回の見所ベスト3。

第3位:王子先輩

 何とセイレーンさんにフラグが。

 例年の第1話の出会い相当が響さんとエレンの調べの館での出会いなんだろうと思っている身としては、これは例年の(ハートキャッチの花咲さんはちょっと違ったけど)殿方と主役格の恋愛要素がセイレーンさん王子先輩に惹かれるの巻なのかと思いました。奏さんも王子先輩に気があるっぽいけど、若干現時点ではフラグ負けしてる気がするなー。「抱っこして貰ったの初めて」は例年の孤独要素っぽくてセイレーンさん強い。独りぼっち感半端無い響さんとセイレーンさんに対して、奏さんは救済役というほどのスペックが無いという、どうなるんだ感が漂っています。


第2位:目的より過程

 特定の目的を成すといよりは、過程として音楽を楽しむことの是、というような考え方が再び。王子先輩の登場エピソードで王子先輩が抱えていた(そしてその話では解決までは描かれなかった)課題が続いています。地味に今回は王子先輩も過程での楽しみを見つけてる感といい(ゴリラになってみたりな所)、王子先輩の成長譚にもなってるっぽいのが良いです。これ、上記と合わせて王子先輩は結構重要キャラっぽいです。

 孤独問題とリンクして行きそうな辺りも熱いかもしれない。響さんとセイレーンさんは孤独だけど、海外に行ってる響さんのお母さんというのは、何か目的重視で行動している感じがする。それが悪いことではないけれど、そっちに行きすぎて子どもが泣くハメになったりすると、それはこれまでのシリーズのほのかや水無月先輩やゆり先輩の問題になってしまう。

 ただ音楽を楽しむという所に何か見つけつつある王子先輩と、マイナーランドの幹部として音符を集めるという目的を果たす所と少しズレてきている所が描かれ始めているセイレーンさんがこのタイミングで出会うのは、綺麗、という気がする。

 響さん? 響さんは、運命の王子役とかいなくても筋トレがあるから(えー)。


第1位:ガードポジションからの攻防

 ネガトーンにマウントポジションを取られたメロディが、下のポジションから拳による打撃で反撃していたのが印象的でした。『修羅の門』でレオン・グラシエーロに陸奥九十九が慣行した戦法です(えー)。

 そして、そのまま打ち勝っているのが恐ろしい。じょ、常識的には「まずひっくり返して、自分がマウント側に回るように頑張る」が寝技の攻防の基礎なんですが、そのままパンチ。防衛機制の筋トレで鍛えた腕力が、下からうなる。

 伊達に「柔道に興味がある」と言っていた訳ではありませんでした。これはもはや柔術の攻防でしたが。この子は、そのうち「まずローで崩すのが基本だよね!」とか言い出しそうでカッコいいです。仲違いしてる間に身につけた運動能力ナメるな(くわっ)。

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→花咲さん

chibi-arts 花咲つぼみ
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→前回:スイートプリキュア♪第9話「ハニャニャ?奏に足りないものって何ニャ?」感想へ
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