「やっぱり音符も優しそうな人の所によってくるのよね」(南野奏)

 スイートプリキュア♪第18話「フワワーン!音符集めも楽じゃないニャ!」の感想です。
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 今回の見所ベスト2。

第2位:恋模様

 響さんと奏さんはさんざんキャッキャッウフフとやったあげく、響さんは奏さんに寄りかかってすやすやと眠ってみたり。

 そこに通りかかった王子先輩。修羅場です。

 色々妄想補完をすると、響は奏が好き。奏は本命は王子先輩だけど響もまんざらじゃない。だけど響とイチャイチャしてる所を王子先輩に見られちゃった。しかも何故かそれで王子先輩の奏への好感度はアップ。ほら、こう書くともうドロドロの修羅場ですよ。どこに向かっていくのだろう、この物語。


第1位:大きい話

 何気ない話なんですが、微妙に作品の一番大きな話の伏線回でした。ハートキャッチなら心の大樹や月影家絡みのエピソード相当というか。

 やっぱりメイジャーさんとマイナーさんの話はまだまだ前座で、音吉さん(&たぶん関係があるキュアミューズ)のオルガンの話や調べの館の謎の方が、大きい話ではもう一階層奥なのだと思いました。メイジャーさんとマイナーさんの象徴曲の中庸を取るような演奏をする音吉さんに、「どちらの味方でもない」ミューズ。そろそろ二つの対立から中央を取って、モチーフ的に3つ4つになっていきそうな雰囲気を感じた所で新プリキュアのイメージカットもエンドカードで登場です。決めポーズ的には(90度ずらした同じポーズ)メインプリキュアは4人のような気もするんですが、さてはて。

 今回も同じ音符でもメジャー曲になったりマイナー曲になったりというのが描かれていましたが、同じポーズでも見る角度で違うとか、お話のエッセンスをギュウギュウに詰め込む第1話&第2話が、同じ3本目の桜でも違うものを思っていた話だったりと、そういうのを考えていくとミューズのポジションというのは何となく分かります。メイジャーさんのバイアスとかマイナーさんのバイアスではなく、真ん中(中庸)にいるから一番見えてる人みたいな感じかな(実際現時点では一番多く情報を持ってそう。例えば、真ん中にいれば「3本目の桜」問題はすぐに真相に気付く)。

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