ブログネタ
プリティーリズム・オーロラドリーム に参加中!
 「ショックだな。みおん様があんなだったなんて」(春音あいら)

 BSジャパンで地方でも視聴できることが分かって先週から視聴している『プリティーリズム・オーロラドリーム(公式サイト)』第14話の感想です。
 ◇◇◇

 とりあえず今週は第二クールの幕開けと共にみおん様中心のお話。アメリカ帰り、コーデもダンスもジャンプもトップクラスでユーザーを魅了し続けるという、大量消費資本主義の権化です(えー)。

 前回が高く飛ぼうとして他に何も見えなくなって破綻したりずむの母のお話だった所で、今回素で高く飛べる人としてみおん様が登場してきたという気がします。破綻してまでお母さんが飛んだジャンプを飛びたいというりずむと、既に高みにいるみおん様は関係が深い。お母さんと同じ方向に進むなら、みおん様はりずむよりも先んじている人。だけどその分、あいらとりずむが無邪気に「みおん様のようになりたい」と七夕のお願い事を書いているのに対して、先んじているみおん様は「願い事がない」という辺りが、りずむ母と同じ一筋縄ではいかない「影」を感じさせます。高く飛んで、コーデやダンスで万人を魅了して、でも自身に願い事がないというのは幸せなのか、というような。これ、番組の性質上どんどんグッズを売ってコーデして踊ってジャンプしてが是になりそうな所を、こんなテーマをストーリーに盛り込んでいいのだろうか。逆に惚れます。

 他、コーデシーン、ダンスシーン、ジャンプシーンのCGが綺麗です。『きらりん☆レボリューション』第三期より進化している部分であり、同業他社のプリキュアシリーズに、先日ロスで行われた初音ミクライヴにと、確実に今後日本が世界に発信していく文化のエネルギーが凝縮している部分です。人間が踊れない表現を、CGライヴは可能。みおん様、降り注ぐ流星に乗って踊ってましたからね。こういう感覚を個人的には新しいジャパニーズクールと呼びたい。

 だいぶハマリ始めています。一見高飛車なみおん様というのが、凄まじいプロ意識という点で評価が裏返って、だけど最後にプロ過ぎるゆえに(幸福論とかそういうの的に)何か欠けてるのかもとまた裏返る素地を残してと、二転三転する脚本も良い。見てるだけで楽しい+しっかりとしたストーリーというのは、それだけで幸せになれるエンタメだと思うのでした。

プリティーリズム・オーロラドリーム Rhythm1 [DVD]
プリティーリズム・オーロラドリーム Rhythm1 [DVD]

You May Dream
You May Dream