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スイートプリキュア♪第25話「ヒュードロー!エレンの弱点見ーつけたニャ」の感想です。
今回の見所ベスト3。
第3位:おばけ怖い
メイジャーランドの奇妙な楽器生物たちもカウントとしておばけっぽいですが、音楽に携わる繊細なセイレーンさんのことなので、唐傘おばけとは微妙にトーンの違いとかあるのやもしれません。
西洋なゴーストな方向じゃなくて、日本の「おばけ」の怖さは独特で表現しづらいよな。あの背中にひんやり来る感じはなんなんだろう。また、きっと奥が深いジャンルなんでしょうが、日本のおばけは物が何かしらおばけ化したものが多いのだろうかと思い至り、スイートの題材的にぴったりだと思いました。便利な道具に怖くなる側面がある、という点で比喩的だし、そんなおばけ要素でも、遊園地エンターテイメント的な方向で娯楽にもなり得ると、二重にスイート的に粋な題材だと思ったのでした。
第2位:王子先輩
「だったら君の思い込みなんじゃないかな」(王子先輩)
さらりと作品のキー台詞を口にする王子先輩。三本目の桜も、それぞれがそれぞれにこの桜だと思いこんでいた。マイナーランドは悪いと思いこんでいまいか。幸せの音楽が正しいと思いこんではいまいか。などなど。
またこの台詞、王子先輩自体の素性にもかかってくるんじゃないかとは深読みし過ぎだろうか。エレンさんの恋心が思い込みという要素と、もっと大がかりな仕掛け的に、王子先輩の正体的な方向での思い込みでと。
第1位:やり返す
響さんと奏さんのおばけ攻撃を受けたので、お返しに味方を騙してみたエレンさん。一見反発するような行為でも、本音でやりあって、それが友だちというような、前回からの続きのお話だったっぽい。確かに多感な中学生力を発揮して微妙に距離を取って一年間関係を崩していた響さん奏さんのパターンよりも、体当たりハミィ系統の方が、良い人間関係に繋がっていくのやもしれない。
次は、エレンさんとの交換ステイに期待したい。そうすれば、エレンさんが何処に住んでいるかも分かるので(えー)。
根が繋がってる(調和してる)から表面的にはやり合っても是、というスイートのモチーフは中々ラディカル。「ふたりはプリキュア」で、光のクイーンと闇のジャアクキングがやりあったのすら、根っこが繋がっていれば、単純な対立じゃなく包摂していける感じです。MaxHeartのラストもそんな感じなんだけど(闇の少年とひかりは和解した感じになる)、スイートはもうちょっとリビルドしてやってる感じかなー。
→夏のムック

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→次回スイートプリキュア♪第26話「ピポパポ♪フェアリートーンの大冒険ニャ♪」の感想へ
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