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スマイルプリキュア!第10話「熱血!あかねのお好み焼き人生!!」の感想です。
今回の見所ベスト2。
第2位:ウルフルンさん
着々と蓄積されていく青木さん語録が面白い。それはそれとして、今回はウルフルンさんも面白かった。普通に飢えています。
飢え得るというのは大きい。現実も理念とか理想は二の次で、飢えてるか飢えてないかな所があるので。今回とか、ウルフルンさんバッドエンドとかほぼどうでもよくて、基本お腹がすいていたのが行動理由だった。
第1位:キュアサニー
前述と関連して、今作の5人の呼称はスマイルに必要なもの要素、「サニー」は太陽からの連想で情熱とかだけじゃなく、熱量、熱源、つまり食事もかと思いました。落ち込んでいた人たちがあかね屋のお好み焼きを食べてスマイルになるとか、良い描写。確かに、まず食べられないと笑顔は始まらない。さらに前述のように、今回はウルフルンさんも食べられてめっちゃ笑顔になっていた(これ伏線っぽいよな……)。お好み焼きを宙に舞わせる女、日野さんカッコいい。
隠し味が気持ちというのも、ベタながら良い。同じレシピでも気持ちの有無で美味しさやスマイルの度合いが変わるというのは真実。現在の所一律的に価値判断を下すバッドエンドな勢力と、一つ一つの価値を尊重してというプリキュア勢力とがケンカになる感じで話が進んでいるので、まだこの点でまではウルフルンさんとは解りあえなかった。お腹が空いてはいかん、という所まではほぼ解りあえてた感じだったんだけど。
実際、コンビニで売ってるオニギリと、お母さんが愛情注入して作ってくれたオニギリは例え製法を同じにしても食べ手のハピネス度は違うものなので、こういう話は良いです。お父さんの味を探してみんなで試行錯誤する描写が、これまでの話でも繰り返されてきた過程に価値やハピネスを見つけられる(報われなかったとしても)という話になっていて、よくまとまっていると思いました。第2話のバレーの練習パートと、今回のお好み焼き試行錯誤パートが似た意味なんだよな。日野さんのになってるテーマが、その辺りにあるんだと思いました。
→色々

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→次回:スマイルプリキュア!第11話「プリキュアがチイサクナ〜ル!?」の感想へ
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