スマイルプリキュア!第11話「プリキュアがチイサクナ〜ル!?」の感想です。
今回の見所ベスト1。
第1位:チイサクナール
自分たちが小さくなったゆえに、世界が変わって見える。日常の生活空間が、一大冒険的メルヘン空間に。
ノリでメルヘン的な方向に押していってるのが面白かったです。いや、巨大虫はメルヘンというよりホラーでしょ、とか思いながら視聴。
ノリが加速して、虫たちと相互理解しそうな感じに進んでいったのがさらに面白かったです。や、実際異文化間、異種族間交流の比喩みたいな意図もあったとは思うんですが。
ただそれゆえに、
小さい状態の時=メルヘン
元の大きさに戻ってから=現実
だったと思うので、元の大きさに戻って現実に帰ってみたら、緑川さん、やっぱりダメなものはダメ。虫と相互理解とか無理、となっていたのがなるほどという感じでした。どっちが良いとか悪いとかとりあえず置いておいて、スマイルはメルヘンと現実に関して何かを描き続けている。
意外とっていうか、バッドエンドの方々がメルヘン世界の住人なんだよな。なんだけど、オオカミさんも現実的にお腹が空くし、魔女さんも老齢なので現実的におまわりさんに心配されたりする。
もう一つの「交流」パートがあったとすればそれは魔女さんとおまわりさんの交流で、この辺りは今後どうなっていくのか。入れ替わったり、小さくなったり、メルヘン要素が幅を効かせてくるほど、いたって現実世界的に職務を全うしているおまわりさんがカッコいいですよ。前回と今回だけ観てると、MVPはそれぞれ「食」を担ってお好み焼き焼き続けてる日野父と、「治安」を担って職務を全うしてるおまわりさん。彼らも、たいへんにスマイルに必要な人々だと思う。
→色々

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スマイルプリキュア! オリジナル・サウンドトラック1
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