ドキドキ!プリキュア第13話「ついに発見!?王女様の手がかり!」の感想です。
今回の見所ベスト1。
第1位:ジコチューサイドのヒロイン
レジーナさん、現れる。
嫉妬心や強くなりたいなど、ジコチュー的な心が全面的に否ではないのではなかろーかという話が続いていたこのタイミングで、自分を顧みず博愛的に愛を振りまこうとするマナさんに対抗するごとく、ジコチュー的発言を繰り返すレジーナさん登場。しょっぱなからキュアラビーズをちょうだいと言ったり、自分をすり減らして他人に与えて回った『幸福の王子』に劇中で例えられるマナさんと何かと対照的な感じ。
例年の流れからすると、単純な悪役・敵役というよりは対立サイドの同格ヒロインって感じなのだと思うので、ここ最近他人に任せられないとか、何にでもなれる助っ人な分自分の物語がない、などと弱点的な描写も続いていたマナさんだけに、シンプルに自分を押してくるジコチューヒロインというのは面白い。「自己中」と表現するとネガティブな感じだけど「他人に嫌われても自分を貫けよ」と表現すると一つの正義って感じだし。
今話はありすとマナたち三人、五星麗奈と取り巻き三人、レジーナと幹部三人が、それぞれ重ねて描かれている感じで、オープニングの「3 2 1(スリー、トゥー、ワン)」の歌詞は「3 to 1」もかけてるんじゃないか説を推してる身としては面白かったです。それぞれ友達、取り巻き、部下、みたいな関係だったのかな。プリキュア側がリンクで繋がる同格な人々のネットワーク的集団っぽいのに対して、敵側はキングジコチューを筆頭に、世襲でレジーナが偉くて、下に幹部がいて、みたいな王様ポジションがいるピラミッド型集団なのも、ちゃんと対照になってる感じ。
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