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 「私に世界は救えないんだ」(増子美代)

 ハピネスチャージプリキュア!第16話「私はマスコミよ!!プリキュアの秘密全部見せます!!」の感想です。
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 今回の見所ベスト1。


第1位:普通の人


 例年、その年のTVシリーズの主題とか大まかなストーリーラインとかを先取りしてる感がある春の『映画プリキュアオールスターズ』。「NS3」は、プリキュアだけでは困難を乗り越えられず、普通の街の人的なポジションのユメタ君の謎の力、「バクの力」が決定打になるお話。

 今回の増子さんは、その流れで、「プリキュアじゃないけど、普通の人なりに自身の分野でやれることをやって世界を良くしてる人」、街の人なりのヒーローとして描かれていた感じ。この辺りはもう構成上の伏線が積み重なっていると感じていて、第14話(感想)の卓真くんとかもですよね。昔プリキュアに助けられた普通の人が、潜在的な普通の人なりのヒーローになる、という視点。映画の偽りの安寧の夢に負けないプリキュアさん達を見て立ち上がるユメタ君のごとく、卓真くんとか増子さんとか、何らかの形でプリキュアから助けられ、そしてその影響を受けたがゆえに、プリキュアではないのだけど、その人なりの潜在的なヒーロー性を有した人。メタに、増子さんは、『プリキュア5』の増子さんが夢原さんに助けて貰ったりしていた頃から劇外で5年経ってるので、あの頃の視聴者が何らかの形で、世情的に困難な現在、普通の人なりのヒーロー性を有していられたら……とメタ要素もある感じ。

 これ、もうプリキュア以外の普通の人達なりのヒーロー性、「バクの力」がTVシリーズ後半でもプリキュア本体たちとリンクしそうで、その展開は想像するだけで熱いのでした。

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