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ハピネスチャージプリキュア!第23話「超キンチョー!いおなとひめ、はじめてのおつかい!」の感想です。
今回の見所ベスト1。
第1位:愛
『ドキドキ!プリキュア』最終回の、プロトジコチュー様が「(「愛」なんて)まやかしだ!」と叫んでパルテノンハートに殴り掛かる→背後の建築物(物質的なもの)は全部壊されてもマナさん本体は微動だにしない、愛は幻ではない、というシーンが凄い好きで、何回も繰り返し観てるのですが。
今回は、改めてクイーンミラージュ様の愛なんて幻発言に、めぐみさんが愛は幻じゃないと反論するのですね。で、僕はめぐみさんという主人公は、マナさんみたいな「幸せの王子」から愛を受け取って立ち上がり中の「街の人」ポジションなんだと解釈してるので。
つまり、「愛は幻じゃない」って言えるの、「幸せの王子」級、マナさん級だから言えることなんじゃないの? という物語を感じるということですね。これで、めぐみさんが「立ち上がった街の人」なりに、愛は幻じゃないを証明できたなら、世界は一歩進むよ、的な。後半予想される、めぐみさんが愛に覚醒する展開と、クイーンミラージュ様と愛は幻かどうかの対立で激突していくような展開には今から胸熱。
一方で、氷川さんとひめの和解が描かれている回でもありました。解法は『スイートプリキュア♪』ラスト2解法だと思いました。確かにひめは過ちを犯した。でも、被害者で悲しい想いをしてるのは氷川さんだけだと思ってたけど、ひめも家族と分断されて悲しい想いをしている。「家族を失うのが悲しい」という点で、「悲しみの共有体験」を二人は共有できる。だから、共存の可能性はある。この解法、スイートの時も感動はしましたが、中々悲しみが前提になってる点で物悲しいのですが、そこは戦時下を描いている今年のプリキュアという感じです。
前回少し書きましたが、キュアテンダーを始め、一度敗れ去ったプリキュアたちとか、過去の敗北リソースが復活して力を貸してくれる展開はありそうで熱い。もう、その展開がくるタイミングで、『明日のナージャ2』を発表しようよ(え)。共感を媒介にした過去とのリンクが、過去の敗北コンテンツすら、現代の力に変える! 最後の武装はナージャバトンみたいな展開でお願いします(きりっ)。
追記:ひめが絵本からとって「白雪ゆめ」と名乗ってるの、『スマイルプリキュア!』文脈で、借り物のメルヘンだったひめが、本当のメルヘンを体現するような存在になるまでの物語だから、かな。
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→前回:ハピネスチャージプリキュア!第22話「新たな変身!?フォーチュンの大いなる願い!」感想へ
→次回:ハピネスチャージプリキュア!第24話「いおなコーチのプリキュアパワーアップ大作戦!」の感想へ
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