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 「ボンジュール」(キュアハニー)

 ハピネスチャージプリキュア!第28話「ハワイ上陸!アロ〜ハプリキュア登場!」の感想です。
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 今回の見所ベスト1。


第1位:助っ人


 夏のショート映画みたいな一話だと思いました。ハワイという一種の異世界にプリキュアらが赴き、オハナとオリナ(アローハプリキュア)というゲストキャラたちがいて、ゆう子を中心に日本のプリキュアたちが彼女らの「助っ人」をする……という物語と考えると、劇場版『映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?(感想)』のコンパクト版という感じでした。

 今回の十周年挨拶がキュアマリンだったことといい、今回はキュアハニーが「通りすがりの助っ人」ポジションなことといい、そんな「通りすがりのプリキュア」はあくまでお手伝いで、問題の本質は当人たち(今回だとオハナとオリナたち自身)でしか解決できないを徹底してるのといい、冒頭がエッフェル塔(=ハートキャッチ劇場版の舞台はパリ)なのといい、『ハートキャッチプリキュア!』っぽいお話だったのではないかと。姉と妹で揉める、というか仲違いするネタも、もも姉と来海さんネタと思えるし(もっといって、ハートキャッチには、ゆりさんとダークさん、いつきさんとお兄さん、花咲さんと生まれてくる妹、と、全員に姉妹物語を描いている。いつきさんはお兄さんだけど)、今作の長峰達也シリーズディレクターこそが『ハートキャッチ』の長峰監督でもあったわけで、この辺りは絶好調なのかな、と感じておりました。

 また、アローハプリキュアが変身バンクや必殺技バンクがあってね。

 『ドキドキ!プリキュア』からテーマ的に受け継いでいる部分を描くなら、今までプリキュアたちが助けてきた人たちが、今度は助け返してくれる(『幸せの王子』的な人に、むくいてくれる)という所までは今回もやるのかなと思うと、各国のプリキュアたちも後半加勢してくれそう。

 『ドキドキ!』は、本当に普通の人たち、「街の人たち」がちゃんと立ち上がってくれた! って所が熱かったのですが、増子さんや第14話(感想)の卓真くんのようなプリキュアではないけど各々の場で頑張れる準ヒーロー、メルシープリキュアやアローハプリキュアのようなプリキュアたち、封印されてる一度負けたプリキュアたちとか、色んな人たちがそれぞれのジャンル、本然に基づいて後半加勢してくれそうな、『ハピネスチャージ』も熱い予感がするのでした。


 「大切なものがいっしょなら、もう一度力を合わせられると思わない?」(大森ゆう子)


 おそらくこれ、作中縦軸でも重要台詞の予感。

 前回の感想で書いた通り、劇中で他のメンバーより「至って」る感じのゆう子の台詞なのでなお。

 「分断」の克服はずっとプリキュアシリーズの主題ですが(特に『スイート』辺りから色濃い感じ)、上記のような色んな立場の人達がいて、分断を超えて力を合わせられたなら、という理想は熱い感じ。

→品薄解消中



→後期エンディングテーマ曲



→前回:ハピネスチャージプリキュア!第27話「悩めるひめ!プリキュアチーム解散の危機!?」感想へ
→次回:ハピネスチャージプリキュア!第29話「アクシアの真の姿!シャイニングメイクドレッサー!!」の感想へ
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