「確かにシロガネさんは忍者の子孫だという噂があるわね」(海藤みなみ)

 『Go!プリンセスプリキュア(公式サイト@朝日放送公式サイト@東映)』第10話「どこどこ?新たなドレスアップキー!」の感想です。
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 『映画プリキュアオールスターズ春のカーニバル♪』は公開初日に観てきて感想もアップ済みですが、毎回のごとく、二週くらいは感想記事中で映画の「コアな」ネタバレはなしの方向で(軽くは触れちゃいます)。その後は普通に言及していきます。

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 今回の見所ベスト1。


第1位:親が「幸せの王子」だったことを子は知らない


 前回が、お母さんから受け取っていた愛情をはるかさんが手繋ぎ越しにみなみさんに伝えて(「私小さい頃、夜が怖い時とか寂しい時に、いつもお母さんにこうして貰っていたんです」のくだりですね。)、脅えていたみなみさんも立ち上がれるというお話でした。

 その流れで、今話は学園に秘匿されていた夢の集積地(印象的に薔薇、海、星(きらめきがそう見える演出になってる)と三人と縁がある感じになってる)ではるか達三人がはるか達の親達を含む先代の夢の力を受け取るお話。

 卒業生たちだけが知っているけどはるか達には秘密にされてる夢の集積地→はるか達三人だけが知っているけどゆいちゃんには秘密にされてる「プリンセスプリキュア」……というのが重層構造になっている。

 また、シロガネさんを追うはるか達、そしてそのはるか達を追うゆいちゃん……も重層構造になっている。

 これ、ようは前の代、中心的には親の代からの夢や愛の伝承を表現していたのではないかと。それぞれの二つ目のドレスアップキーは先代の夢の場所に隠れていた。それ(親の代の夢や愛情)は普段は鍵がかかって閉ざされているのだけれど、それを開いて知った時、それは子の力になる類のものだ、というのはカッコいい。

 というわけで、いよいよ『ドキドキ!プリキュア』〜『ハピネスチャージプリキュア!』で描かれていた「宝石を配って回った幸せの王子とそれを受け取って立ち上がる街の人達」モチーフ、三度、みたいになってきましたよ。

 今作ではもろにカナタ「王子」がいるし、それっぽいかなとは思っていたのですが(第1話冒頭が、印象的にカナタ王子から幼はるかがドレスアップキー(=今作における宝石)を受け取るシーン)、「幸せの王子」的な先代(はるか母、みなみ兄・父、きらら母)から宝石(夢や愛情)をはるか達が受け取りネクスト「幸せの王子(女性なので「プリンセス」)」として立ち上がり、そのネクスト「幸せの王子」から普通の人(ゆいちゃんら)も何かを受け取って立ち上がり……その伝導が世界を変えるはずだという、『ドキドキ!』の「幸せの王子オブ幸せの王子」相田マナさんから始まった(この「伝導」にはメタに前のプリキュアシリーズから宝石的なものを受け取って次のプリキュアシリーズが立ち上がっていく、というのも含まれている。今回の春のオールスターズ映画も、はるかさんが先代プリキュアたちから受け継がれているものに気づく所がキーシーン)モチーフの三世代版作品となりそうです。

→5月29日



→新作ミニオーディオドラマ付き



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『ドキドキ!プリキュア』のマナ×六花二次創作SS

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