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『Go!プリンセスプリキュア(公式サイト@朝日放送/公式サイト@東映)』第14話「大好きのカタチ!春野ファミリーの夢!」の感想です。
今回の見所ベスト1。
第1位:応援者
はるかと妹のももかさんのすれ違いに関して。
みなみさんがはるかの方に自分のお兄さんがノーブル学園に行ってしまった時の心情を語り。きららがももかさんの方にお母さんと離れて暮らしてる心情を語り。二人の助力で、はるかはももかの立場に、ももかははるかの立場にエンパシーを獲得してすれ違いを埋める、というようなエピソード。
はるかの家族がはるかの夢の応援者なだけじゃなくて、みなみときららがいてくれてこそという展開で、ちゃんと単体で「閉じた」本物のプリンセスのトワイライトさんに対して、はるかは助力によって支えられながら夢を追っているという対照になってる感じ。
妹さんが作ってくれた偽物のティアラを装着という展開は熱いな。別に血筋の正統性とかは持ってないのだけど、このお母さん・お父さん・妹さん&友人たちによって、はるかのプリンセス性は担保されているかのようなポジショニング。
地味に夢を追うだけにまい進していくと、孤独になりがちという点もついてるエピソードで、社会性もある。夢追うよってみんな上京していって、個人はアトム化、故郷は老人達だけが残って介護地獄という構図も良くない。
この辺りは、それでも途切れない家族の絆みたいな感じで今話では描いていた感じだけど、きららときらら母のエピソード辺りでもう一歩描いてきそう。夢を追って行った人と、残った人との断絶は、どう縫合していくのか、みたいな物語。
『ハピネスチャージプリキュア!』第35話(感想)はけっこう好き。お婆ちゃんの三ツ谷さんも、子供たちは夢とか追って出て行って、閉じた門の中の家に一人残されていたのだと思う。だけど、「幸せの王子」理論が伝導していって、ゆう子さんと大森ご飯という「繋がり」が補填されて、必ずしも孤独老人とはならないかもね、という辺りまでを描いていました。母が夢を追う過程で残されてるきらら、はるかが夢を追う過程で残されてるももかにも、何か伝導が巡って補填される展開とか来たらイイなと思うのでした。
→上北ふたご先生のコミックス版・映画版も登場
●『映画プリキュアオールスターズ春のカーニバル♪』の感想へ
●『ドキドキ!プリキュア』のマナ×六花二次創作SS
→前回:Go!プリンセスプリキュア第13話「冷たい音色・・・!黒きプリンセス現る!」感想へ
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