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父親の入院、手術などがあり、しばらく感想お休み中でした。手術本体はひとまず無事に終わりまして、一般病棟に移ってきて今の所状態も安定してるようなので、少しずつ再開していけたらと思います。
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今回の見所ベスト1。
第1位:同じステージに立つ
第14話(感想)辺りから入ってる、親から子へ、「幸せの王子」から「街の人」へ、そしてその逆へ的なお話。
第16話が、みなみにとっての親ポジション、「幸せの王子」ポジションの兄のわたるを、みなみが今度は守ってみせる的なお話だったのですが、今回もきららにとっての親ポジション、「幸せの王子」ポジションのステラを、(日常パートでは未だに守ってもらっていた様が描かれて)バトルパートではきららが守り返すという展開。
「ステージ(舞台)」はプリキュアシリーズでは『フレッシュプリキュア!(感想)』から印象的に使われ出した比喩装置で、第1話ではステージの上の憧れを見上げるだけだった桃園さんが、最終回では自分自身がステージに立つ……みたいな表現で色々なことを表現しておりました。
「この自分がステージに上がる」要素が、『スマイルプリキュア!(感想)』では「メルヘン時間を終わらせること」として描かれたり、『ドキドキ!プリキュア(感想)』では、「ステージの上とステージの下がリンクする話」として描かれたりしたのですが、今作では特に今話のように、「ステージの上で共に戦う」な感じなのですよね。昔、自分にとっての「幸せの王子」ポジションだった人、親ポジションだった人と、困難な世相の中、共闘する方向に焦点が向かってる気がしています。
「幸せの王子」単独で何となるフェーズは終わったし、「幸せの王子」から受け継ぎました、次世代が頑張りますだけでももう何か厳しい世情なので、「幸せの王子」もそれから宝石を受け取って立ち上がった「ネクスト幸せの王子」も一緒に戦うよ! っていうのは、僕的には時代感覚にマッチしています。祖父母の代も頑張った、親も頑張ってた、でも、受け継いで私も頑張りますで終わりじゃなくて、祖父母も親も私も、一緒にこの共有された世界で共闘していきたい。
わたるさんとみなみさんも一緒にがんばるし、ステラさんんときららさんも同じステージでトップモデル目指すし、昔のプリキュアシリーズも今シリーズも一緒にオールスターズやるよな流れの中で、次回以降、はるかさんと(おそらく)トワイライトさんの話へ繋がっていく(トワイライトさんは、この親ポジションの人との共闘要素が薄いように思う)。
だから、今作はカナタ王子(昔、はるかに宝石をくれた「幸せの王子」ポジション)との共闘路線なのだろうなー。昔、宝石をくれたメルヘン(プリキュアシリーズ含む)と、受け取ったあなた、一緒に戦おうよというノリで、メタフィクション要素方面でも熱い展開だと思うのでした。
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