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夏休みの雰囲気、ちょっとローカルな「休息所」としての温泉街の雰囲気など、心地よくしみじみとした一話でありました。蝉の描写で夏休みの空気を描いたり、二つの花火でみなみさんとトワさんの関係性を表現したり、何かと言語化しない叙情的な表現も豊富で、この話だけでもDVDで疲れた時とか観返したいくらい。
夜が怖いと言っていたトワさんに、みなみさんから第23話(感想)の望月ゆめ先生が言う所の心の糖分的なものが伝わり、トワさんが夜が怖くなくなるまでを描いておりました。さらに第9話(感想)も元になってるのかな。お化けが怖かったみなみさんにはるかから昔お母さんから受け取ったものが伝導して……という第9話。今度はみなみさんから夜が怖いというトワさんに伝導して……という。愛の伝導はここしばらくのシリーズの重要要素なのでした。
一度破綻して心に傷を負ったトワさんに対して、『幸せの王子』(象徴的にはカナタ王子)が不在(OPからも消えている)の状況で、普通の人達は何ができるのか……というのを描いていたと思われるここ三話。第23話のはるか、第24話のきららに続いて、今話ではみなみからトワへ。気質として一人で抱え込みがちなトワさんに対して、みんな出自とか背後の正統性とかと無縁の領域でそれぞれ心の栄養を補給しており、後々振り返ったらこの辺りのパートが一番しみじみと好きだったなぁと思い出しそうなここ数話でありました。良い意味で相田マナさん(「幸せの王子」)不在の世界で、普通の人なりに夢を追ってる人たちが、傷を負った人を見かけたのでちょっと立ち止まって普通の人なりにできることをやってるパートという感じ。
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