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今話は、
・はるか達が先代プリキュアの想いに触れる。
・ドレスアップキーがなくて変身できなくなるけど、絶望しない。→キーが降臨。
と、かなりの程度内容が『映画プリキュアオールスターズ春のカーニバル♪』(感想)と重なっておりました。
毎年春のオールスターズ映画も、エッセンスはその年のTVシリーズと重なってるのが近年のプリキュアシリーズなので、ここでさらにこれを繰り返すということは、作品のコアがこの近辺にありそう。もうすぐ、毎年それまで伏線として背後に積み重ねてきた裏テーマ・真テーマみたいなのがオープンにされる第31話近辺ですしね。
先代のキュアフローラ様たちは、すぐにキーを渡すんじゃなくて、はるか達の覚悟に触れてから渡している辺り、ちょっとはるか達を試していたのかもしれない。そうやって試された、「プリキュア」たる核心は、今話時点では、
どうやって?
どうやっても!
といういかなる窮地でも諦めない気持ち。後半言葉にされた表現なら「絶望しない」こと。初代、『ふたりはプリキュアMaxHeart』最終回(感想)で雪城ほのかさんが言っていたことです(「わたし達の心の中の宇宙は誰からも自由だわ」)。確かに、「プリキュア」のエッセンス。いわゆる、オールドファン的には「絶対諦めない!」ですね。先代からの継承という今話のテーマ的にも、作品内の先代から現在へ、メタに作品の外でも、過去シリーズから今のシリーズへ、と重なっている。
「プリンセス」要素と「プリキュア」要素が今作でどう差別化されるのか今一つ掴めてなかったのですが、「プリンセス」要素がむしろコツコツやる是という要素が強いのに対して(トワさんのストーリーから、一足飛びにプリンセスになろうとするのはダメと描かれている。そして、序盤のコツコツ努力を続けるはるかの描写。)、「プリキュア」は、コツコツではどうしようもなくなった時の限界突破要素みたいな感じなのかもしれない。序盤のきららさんの100%までは自力でコツコツいけるけど、120パーセントには「プリキュア」要素が必要みたいな話もここに繋がる感じで(第5話「3人でGO! 私たちプリンセスプリキュア!」感想)。
そして、限界突破的な力は、過去のリソースから供給されてきたりすると。
RubyGillisさん(ブログ)もつぶやいておられましたが↓
「どの過去も生きる力に」っていいな。トワイライト時代の力とかで戦う展開きたら熱い。シャットさんが配下に戻ってきたりとか。 #precure
— RubyGillis (@RubyGillis) 2015, 8月 22
トワ様が何らかの過去の力を使う時は熱そうだ(今話ではおそらく意味がある形で、先代プリキュアからの継承要素がない。)。
上述のように、メタに過去のシリーズから今のシリーズへの継承要素も描いているのだろうから、「どの過去も生きる力に」は熱い。
玩具売上が今一つなシリーズもあった。それでも、どの過去も生きる力に。次のオールスターズ映画は是非、美翔さんメインで!
しかしこの、変身アイテムも集めてきたパワーアップアイテムも全部なくなってしまっても、生身でも戦う。アイテムがあるからヒーローなんじゃなくて、その本人の精神性がヒーローなんだ! っていう展開は、『劇場版仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ(感想:別ブログ)』みたいで熱いな。はるかには、「どうやら切り札は常に私の所に来るようだわ!」<ジョーカーッ!>みたいなのやってほしい。
●『映画プリキュアオールスターズ春のカーニバル♪』の感想へ
●『ドキドキ!プリキュア』のマナ×六花二次創作SS
→これまでのシリーズの小説版がリリース開始
→前回:Go!プリンセスプリキュア第28話「心は一緒!プリキュアを照らす太陽の光!」感想へ
→次回:Go!プリンセスプリキュア第30話「未来へ!チカラの結晶、プリンセスパレス!」の感想へ
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