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 『Go!プリンセスプリキュア(公式サイト@朝日放送公式サイト@東映)』第31話「新学期!新たな夢と新たなる脅威!」の感想です。
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 プリキュアシリーズ、特に『フレッシュ』〜『ハートキャッチ』の頃から色濃くなってくる感じでしょうか。「人はどうせ死ぬのに何故生きるのか?」という題材を扱っている部分があり、カッコワライが付きながらも、「プリキュアは宗教」と言われるゆえんです。

 『映画フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!?(感想)』とかイイですよね。やがてゴール(死)が待っているとしても、それでも生きてて良かったなというのがミラクルライトの光の中に感じられる映画です。そして、一種の「転生」が描かれる。

 今話の、復活クローズさんの「花は枯れるものだ」、はるかの「それでもまた花は咲く」のやり取りは、この辺りのシリーズの積み重ねを感じました。この身はやがて滅びても、次の誰かがまた立ち上がってくれるという話かもしれないし。一つのTVシリーズが最終回を迎えても、また次のシリーズが始まり、その受け継がれていく繰り返しの中で何かを進めていく……という話かもしれない。ちょっと「輪廻」的な世界観も入ってるのかな。あ、トワイライトさん→トワ様の流れが、イース様→せつなさんの流れっぽかったのは、「転生」的なテーマを意識してるからとか? 本作の田中裕太シリーズディレクターもTwitterでしょっちゅう『フレッシュプリキュア!』の話題書いてるしなぁ。

 クローズさんの「絶望も育つ」発言も意味深。確かに、絶望、というかネガティブな気持ち全般伝播しやすいものだけど、そういう話だけなのか。これ、『ドキドキ!』〜『ハピネスチャージ』ラインの、「幸せの王子と街の人達」モチーフで、愛の継承、連鎖、伝播で少しずつ世界は良くなっていくという話に対して、絶望サイドも絶望の連鎖とかで勢力拡大するってことなのだろうか。実際、トワさまが絶望に落ちたことで、ホープキングダムの民衆たちも落ちてしまったわけだし。ただそうなると、愛や希望VS絶望のパワーゲームになってしまうので、何か一ステージ上の展開を見たい所。シャットさんを絶対に超重要ポイントで使ってくるんだと思ってるのですが。

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 毎回奇跡的にその年のテーマのエッセンスも反映したりしなかったりするTJさんのアンソロが鋭意制作中ですよ。↓


 隙あらば宣伝していく所存。

『映画プリキュアオールスターズ春のカーニバル♪』の感想へ

『ドキドキ!プリキュア』のマナ×六花二次創作SS

→これまでのシリーズの小説版がリリース開始





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