ブログネタ
Go!プリンセスプリキュア に参加中!
 『Go!プリンセスプリキュア(公式サイト@朝日放送公式サイト@東映)』第33話「教えてシャムール♪願い叶える幸せレッスン!」の感想です。
 ◇

 落ち込んでいる状態の人として、クロロとシャットさんが重ねて描かれつつ、シャムール先生をきっかけにちょっと立ち直るまでなエピソード。

 二人のきっかけになったのは「メイク」。

 前回書いた「影響」と「受け取り方」の話からすると、当初はクロロはメイクから絶望よりの影響を受け(メイクなんてしてる場合じゃない)、シャットさんも絶望というか、余裕がなくてメイクを途中で出てきてしまっていた。

 のだけど、シャムール先生が「メイク」に対する受け取り方を変えてくれたおかげで、同じ「メイク」からも希望的な影響を最終的には受けて、前向きになれた……という流れな感じ。

 しかし、シャムール先生は導き手のポジションで、色々と至っております。弟子入りしたい(え)。

 メイク=余剰なもの・文化的なもの……と捉えると、クロロにしろシャットさんにしろ王国滅亡とか、仕事がヤバいとか、そんな余裕はもうない……という前提がありました。そこは前提な上で、それでも、大事にしていきたい……という流れ。

 この文脈を一番やっていたのは、2011年の震災の次の年というのをおそらくは念頭において、余剰や文化=メルヘンとして描いていた、2012年の『スマイルプリキュア!(感想)』だったと思います。2015年の現在になっても、こういう余剰的なものや文化とか、きっと良い影響をもたらし得るよ。状況が危機的でも、そこは大事にいこうよというメッセージを入れてくれるのはありがたいです。

 メルヘンもメイクも、プリンセスも、虚構的で偽物的なものかもしれない。だけど、それをまとって立ち上がる。はい、『仮面ライダーディケイド』ですね(え)。

 カナタ王子の代替物だとしても、「幸せの王子」不在の中、「街の人」なりに傷ついた人(トワ様とか、今話のクロロとか)に接していく……というこの中盤から後半にかけては、しみじみとして後で振り返ると好きだったパートになりそうです。

 ◇◇◇

 特設サイトも公開されたので。↓


 10月4日(日)のイベント「レインボーフレーバー13」で頒布される予定の、TJさん(ブログ)主催のプリキュアシリーズ十周年アンソロ『PRECURE 10TH ANTHOLOGY ディケイド&オールプリキュア ANTHOLOGY大戦』に参加させて頂いております。


PRECURE 10TH ANTHOLOGY ディケイド&オールプリキュア ANTHOLOGY大戦/特設サイト


 みんな、SNSとかで共有してやってくださいね。

 僕は『スマイルの世界』担当で、「みゆきのアンとダイアナ時間」という  みゆきさんとやよいさんと門矢士(え)が出てくる小説を2P寄稿しております。どうも、TJさんが小説に挿絵も付けて下さった模様。告知サイトの僕の項にみゆきさんとやよいさんがいるw。

 10年あまりの時の流れのうち、けっこうな時間をプリキュアに割いてきた人には宝物感あるアンソロになってるんではないかと。あと、ディケイドもいるし(え)。もちろん、ライトなファンの方も楽しめる(はず)!

 よろしくです。


 当日まで、隙あらば宣伝していく所存です!

『映画プリキュアオールスターズ春のカーニバル♪』の感想へ

『ドキドキ!プリキュア』のマナ×六花二次創作SS

→これまでのシリーズの小説版がリリース開始



→CD



→前回:Go!プリンセスプリキュア第32話「みなみの許嫁!?帰ってきたスーパーセレブ!」感想へ
→次回:Go!プリンセスプリキュア第34話「ピンチすぎる〜!はるかのプリンセスコンテスト!」の感想へ
Go!プリンセスプリキュア感想の目次へ