『魔法つかいプリキュア!(公式サイト@朝日放送公式サイト@東映)』第8話「魔法のほうきでGO!ペガサス親子を救え!」の感想です。
 ◇

 例年映画とTV本編は(テーマなどで)リンクしてる関係にあるのですが、『映画プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法!』(感想はこちら)のキャッチコピーが「想いはきっと、心に届く!!」で、内容は「気持ちがちゃんと伝わるか」ということを扱っていたように、TV本編の今話も前回から引き続き「想いが伝わるか?」ネタ。

 みらい達の気持ちがペガサスのお母さんに伝わるか? という点と。「信じる」をキーワードにみらいとリコの間で改めて気持ちが通じ合うか? というのを重ねて描いていたと思います。

 思うに、「気持ちが伝わる」ということの前提条件が、「相手を信じること」と描いてる感じなのかな。


 「私を信じて」(みらい)

 「信じてるから」(リコ)



 のシーンは思わず床をゴロゴロしてしまいましたね。

 いや百合とかそういうのもあるけど(え)、水でイメージを具現化する魔法のトレーニングの時から、みらいの魔法=「みらいの内面にある未来のイメージを具現化する力」というのが描かれていると思うのです。

 それが今回の「飛ぶ」にもかかっていて、みらいは内面に「飛べる」というイメージ(飛んでいる未来の自分)を思い浮かべているので、「飛べる」という描き方になっていたと思います。

 だから、リコがみらいのことを「信じてるから」って言ったのは、そういうみらいの内面的なイメージを「信じてる」、うまいこと言ってみれば「みらいの未来を信じてる」ってシーンなわけで、この魂の奥の方からくる「信じる」みたいなのはやっぱ悶えますよね(え)。ちょっとセルフイメージが低いリコさんは、あるいはまだ自分自身のことはそこまで「信じる」ことはできないのかもしれない(リズお姉さんのような魔法使いになれるのか? 自分自身の未来についてはまだ不安な感じ)。それでも、みらいの未来は信じるよ! みたいなシーンですよこれ。

 で、これ、「信じる」ネタ前後編の前編みたいな感じなのですよね。さらに悶え死んだ後編については次回の感想で。

→Blu-ray

魔法つかいプリキュア! Blu-ray vol.1
高橋李依
ポニーキャニオン
2016-09-21


→上北ふたご先生のオールプリキュアイラスト集



Amazon・ビデオでプリキュアシリーズを観る(初代〜ドキドキ!へのリンクまとめ)

→前回:魔法つかいプリキュア!第7話「人魚の里の魔法!よみがえるサファイアの想い!」の感想へ
→次回:魔法つかいプリキュア!第9話「さよなら魔法界!?みらいとリコの最終テスト!」の感想へ
魔法つかいプリキュア!感想の目次へ