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 『魔法つかいプリキュア!(公式サイト@朝日放送公式サイト@東映)』第13話「たのしいBBQ!幸せたくさんみ〜つけた!」の感想です。
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 校長先生が水晶を使わずにリズお姉ちゃんに手紙を持たせたのは、魔法(のような便利なもの)を使わないで頑張ってみると幸せが見つかったりするということを伝えるため……と劇中でも描かれておりますが、もう一階層上があって、校長先生はリズお姉さんとリコさんが直接会う機会を作ってあげたかったという意図もあるんじゃないだろうか。一時ギクシャクしてたのを知ってて。そっちの意図にはリズお姉ちゃんも気づいてないとしたら、校長先生はリズお姉さんよりさらに一段上から色々見渡してるポジションです。今年の岡田枠やるな!

 みらいのお母さんとか、星空、に続く、ここ数話の「ナシマホウ界の美しいもの(=幸せ)探し」ストーリーの一環と感じる今話。

 文明の利器があるからナシマホウ界が素晴らしいわけでもなし、逆に魔法が使えるから魔法界が素晴らしいものでもなし。(今話で四葉のクローバーに象徴される)幸せのような真実性のあるものは、そういう表層や余剰が剥ぎ取られたところにあるんだみたいな話だったのかなと。テーマ性をより浮彫にするために、余剰な装飾とか脱ぎ捨ててみらいさんもリコさんも全裸になる演出が欲しかった(え)。

 そのまま、リコさんの生まれた時の話になり、お父さんお母さんからも祝福され、何やら星の杖にも選ばれていた子だった。それこそ、その後リコさんがリズ姉さんと自分を比べてやっきになって手に入れようとしたもろもろの余剰がなくても、リコさんは最初から祝福された子だった……みたいな流れに。リズ姉さんとリコさんのお話は早くも一区切りした感があります。

 脚本もリズお姉さんとリコさんとの関係性を描いた回だった第6話「特訓!魔法の杖!先生はリコのお姉ちゃん!?」(感想)の山下憲一さんで、第6話とセットで一つ描きたいものは描いた感が。今話のリコの様子を愛しそうに見つめるリズお姉さんのカット良いよね。ナシマホウ界的な文明の産物で満たされてるからとか、魔法界的に魔法能力が優れた子だからとかじゃなく、そういうの関係ない無償の愛情を感じてるのが伝わってくる。

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 うーむ、相変わらず訳わからないな(え)。わりとシリアス系(「ドキドキ×ディケイド」系)なのか、ギャグより(「鍋プリ本」など)なのか、それすらも現時点ではよく分からない……w。

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 僕も楽しみです。

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→前回:魔法つかいプリキュア!第12話「満天の星空とみらいの思い出」の感想へ
→次回:コラム:リコ(=Record)が過去を赦して未来に目を向け始める〜『魔法つかいプリキュア!』第1クールのエッセンスへ
→次回:魔法つかいプリキュア!第14話「みんな花マル!テスト大作戦!」の感想へ
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