ネタバレ注意です。
ゆめさんは白鳥ひめにはならず、ゆめさんなりの「自分」になっていくっていうお話なんじゃないのかと第一話から感じてるのですが、そうなると今話のS4のお茶会のシーンは意味深。
ひめさんのゆめさんは私と同じ発言。それに対するゆずさんの表情は、もちろんその点でも興味を持ったのだろうけれど、ゆめさんがただの白鳥ひめのフォロワー、白鳥ひめと同じ存在になってはつまらないっていう含意まである気がするんですけど。
今回の課題はドレスメイク。キーワードはS4夜空さんが断片的にTVで語った「ドレスの使命」。ゆめさんの努力パートがわりとそれだけでは報われないで終わってるのが悲しい展開です。ハチマキとかしてみたのに……。自分だけでじゅんぐりじゅんぐりしていても、わりと自分については分からないのだった……。
そんな流れで、今回第五話の導き手のポジションはS4の二階堂ゆずさん。第三話の導き手が如月ツバサさん、第四話が白鳥ひめさんだったので、S4が順番に導き手として登場してくるフォーマットに序盤はなってるのかも。
お客様たちを盛り上げるという目的に応じて「ドレスの使命」が決まると気づきを得る……という部分そのものよりも、ドレスをその場で直しちゃうゆずさんの「自由さ」に触発されて、一人でじゅんぐりじゅんぐりしていたゆめさんの頭の発想が「自由」になって開眼……という流れの方に焦点があると感じました。第三話から第五話まで、発想をゆめさん一人だけでは到達できなかった外の世界まで広げてくれるS4のみなさん本当良い先輩。
なのだけど、S4のみなさんからは色々受け取った上で、S4と違う「自分たち」になるっていうストーリーなのかなとやっぱり感じます。まだ本編に(直接的には)未登場のオープニングに出てる子二人を加えて、S4とは違うD(Dream)4(5?)みたいなの作るのかなと思ってるのですが。
あと、いまさらなのですが、『アイカツ』という作品題には、「アイドル」の「アイ」の他に、Loveの意味の「愛」と、「I(自分)」の意味もかかってたりするのですかのう。
アイカツ! アイカツ!
→主題歌CD
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