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こちらが公式サイトで情報公開されはじめたタイミングということもあり。↓
●新しいプリキュア“キュアフェリーチェ”7月3日(日)放送第22話より登場決定！／公式サイト＠東映
心理面のドラマははーちゃんさんが中心だったと感じた回。
前回ガーネットを自分のせいで奪われてしまったと感じて、今話冒頭でははーちゃん落ち込んでるんですが、ロレッタ先生はじめ人魚さんたちが助力してくれた謎のクジラ的潜水艇の中から見える風景に喜んだり、ペガサスさんがはーちゃんさんにも感謝してると言って？ くれて嬉しかったり。徐々にこれまでのエピソードで通じ合った「気持ち」を受け取って元気に。
そのまま、ガメッツさん最終戦、焦点があたっていたのもはーちゃんという感じ。
ガメッツさんが語る強さは、「強いものこそが正義」「強さとは力」といった、分かりやすい、パワーゲームで押しきる、支配する的な方向の強さです。
なのですが、プリキュアさんたち側が語る強さは、「誰かを想う気持ち」というともすれば形のないものです。
この、無形のものの大事さを抱えて戦うというのがたいへんプリキュアイズム全開という感じ。今話では「気持ち」という言葉で表現されているけれど、最近のシリーズだけでも、『スマイル』の「メルヘン」、『ドキドキ！』の「愛」、『ハピネスチャージ』の「幼い頃の純真な理想」、『Go!プリンセス』の「夢」、全部「かたちのないもの」です。それでも、そういうものは強いはずだということをずっとやっております。
この話何回も書いてるんですが、『ドキドキ！プリキュア』最終回のプロトジコチューさんの強力な一撃の前に、背後の物理的な建造物は破壊されていくんだけど、パルテノンハートさんだけは微動だにしない……愛は具象物としてはかたちがないのかもしれないけれど、本当に強くて、存在している……というシーンが本当好きでしてね。
今回の巨大化したガメッツさんに向っていく小さいはーちゃんさんというのも似た意味合いのシーン。具象物としての大きさでは全然叶わないのだけれど、かたちがない、「気持ち」、特に「勇気」で向かっていっているというシーン。
そこからリンクルスマホン発動という展開は、上記のこれまでのシリーズの「かたちのないもの」の意義もこもってるがごとくで熱かったですよ。何かと「初代」を意識してると思われる表現が様々な箇所に見られる本『魔法つかいプリキュア！』ですが、「かたちのないもの」の強さネタも、さかのぼると、『MaxHeart』最終回の雪城さんの「わたし達の心の中の宇宙は誰からも自由だわ」に辿り着く感じですしね……。
今話のこの辺りのニュアンス、あえてガメッツさんと一見同じ「パワータイプ」のルビースタイルなんだけど、その「強さ」の本質は違う……という描き方が上手かったなぁ。物理的に大きくなれるとか岩砕けるとかの方向ですごいから「強い」のではなく、人魚さんたちの「気持ち」、ペガサスさんたちの「気持ち」、はーちゃんさんの「気持ち」、メタに読んでもいいならこれまでのプリキュアシリーズで描かれてきたようなかたちのないものという類の「気持ち」、そういうのがあるから「強い」、という「強さ」。
はーちゃんさんが「プリキュア」という言葉に反応するのが仕込みとして描かれはじめておりますが、現在のパワーとかない時点でガメッツさんに「勇気」一つで向かっていくはーちゃんさんはプリキュア有資格者という感じ。
公式サイトで発表されてるはーちゃんさんの名前、イイですね。「リンク」ルスマホンで異世界同士（異なる世界の人同士）の気持ちの疎通みたいなテーマ担当だから"ことは"なのかな。
毎年、追加戦士登場時期はひれふしてるんですが（え）、はーちゃんさんもイイな。『フレッシュ』でいきなりハピネスがハリケーンしたパッションさん以来、毎回「ええっ！？」ってなってる変身バンクと必殺技も楽しみ。正体は誰？ 方式で引っ張ったこれまでとは違い、今年はそこはもうはーちゃんなんでプロセスを観てって感じの広報なので、ストーリーとかその辺りを楽しみたいです。
→ボーカルアルバム
→『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!（感想）』のBlu-ray特装版
→Amazon・ビデオでプリキュアシリーズを観る（初代〜ドキドキ！へのリンクまとめ）
→前回：魔法つかいプリキュア！第17話「水晶さんおしえて！おばあちゃんの思い出の人」の感想へ
→次回：魔法つかいプリキュア！第19話「探検＆冒険！魔法のとびらのナゾ！」の感想へ
→魔法つかいプリキュア！感想の目次へ
こちらが公式サイトで情報公開されはじめたタイミングということもあり。↓
●新しいプリキュア“キュアフェリーチェ”7月3日(日)放送第22話より登場決定！／公式サイト＠東映
心理面のドラマははーちゃんさんが中心だったと感じた回。
前回ガーネットを自分のせいで奪われてしまったと感じて、今話冒頭でははーちゃん落ち込んでるんですが、ロレッタ先生はじめ人魚さんたちが助力してくれた謎のクジラ的潜水艇の中から見える風景に喜んだり、ペガサスさんがはーちゃんさんにも感謝してると言って？ くれて嬉しかったり。徐々にこれまでのエピソードで通じ合った「気持ち」を受け取って元気に。
そのまま、ガメッツさん最終戦、焦点があたっていたのもはーちゃんという感じ。
ガメッツさんが語る強さは、「強いものこそが正義」「強さとは力」といった、分かりやすい、パワーゲームで押しきる、支配する的な方向の強さです。
なのですが、プリキュアさんたち側が語る強さは、「誰かを想う気持ち」というともすれば形のないものです。
この、無形のものの大事さを抱えて戦うというのがたいへんプリキュアイズム全開という感じ。今話では「気持ち」という言葉で表現されているけれど、最近のシリーズだけでも、『スマイル』の「メルヘン」、『ドキドキ！』の「愛」、『ハピネスチャージ』の「幼い頃の純真な理想」、『Go!プリンセス』の「夢」、全部「かたちのないもの」です。それでも、そういうものは強いはずだということをずっとやっております。
この話何回も書いてるんですが、『ドキドキ！プリキュア』最終回のプロトジコチューさんの強力な一撃の前に、背後の物理的な建造物は破壊されていくんだけど、パルテノンハートさんだけは微動だにしない……愛は具象物としてはかたちがないのかもしれないけれど、本当に強くて、存在している……というシーンが本当好きでしてね。
今回の巨大化したガメッツさんに向っていく小さいはーちゃんさんというのも似た意味合いのシーン。具象物としての大きさでは全然叶わないのだけれど、かたちがない、「気持ち」、特に「勇気」で向かっていっているというシーン。
そこからリンクルスマホン発動という展開は、上記のこれまでのシリーズの「かたちのないもの」の意義もこもってるがごとくで熱かったですよ。何かと「初代」を意識してると思われる表現が様々な箇所に見られる本『魔法つかいプリキュア！』ですが、「かたちのないもの」の強さネタも、さかのぼると、『MaxHeart』最終回の雪城さんの「わたし達の心の中の宇宙は誰からも自由だわ」に辿り着く感じですしね……。
今話のこの辺りのニュアンス、あえてガメッツさんと一見同じ「パワータイプ」のルビースタイルなんだけど、その「強さ」の本質は違う……という描き方が上手かったなぁ。物理的に大きくなれるとか岩砕けるとかの方向ですごいから「強い」のではなく、人魚さんたちの「気持ち」、ペガサスさんたちの「気持ち」、はーちゃんさんの「気持ち」、メタに読んでもいいならこれまでのプリキュアシリーズで描かれてきたようなかたちのないものという類の「気持ち」、そういうのがあるから「強い」、という「強さ」。
はーちゃんさんが「プリキュア」という言葉に反応するのが仕込みとして描かれはじめておりますが、現在のパワーとかない時点でガメッツさんに「勇気」一つで向かっていくはーちゃんさんはプリキュア有資格者という感じ。
公式サイトで発表されてるはーちゃんさんの名前、イイですね。「リンク」ルスマホンで異世界同士（異なる世界の人同士）の気持ちの疎通みたいなテーマ担当だから"ことは"なのかな。
毎年、追加戦士登場時期はひれふしてるんですが（え）、はーちゃんさんもイイな。『フレッシュ』でいきなりハピネスがハリケーンしたパッションさん以来、毎回「ええっ！？」ってなってる変身バンクと必殺技も楽しみ。正体は誰？ 方式で引っ張ったこれまでとは違い、今年はそこはもうはーちゃんなんでプロセスを観てって感じの広報なので、ストーリーとかその辺りを楽しみたいです。
→ボーカルアルバム
→『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!（感想）』のBlu-ray特装版
→Amazon・ビデオでプリキュアシリーズを観る（初代〜ドキドキ！へのリンクまとめ）
→前回：魔法つかいプリキュア！第17話「水晶さんおしえて！おばあちゃんの思い出の人」の感想へ
→次回：魔法つかいプリキュア！第19話「探検＆冒険！魔法のとびらのナゾ！」の感想へ
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