- ブログネタ:
- キラキラ☆プリキュアアラモード に参加中!
何でも標準以上のレベルで出来てしまう一方で、これといって「好き」というようなものもない一種の「退屈」を感じてるキャラクター造形の琴爪ゆかりさんが、興味を惹かれる女の子、宇佐美いちかさんと出会った案件、というお話。
こ、これ、『マリア様がみてる』で鳥居江梨子様が福沢祐巳さん(ないし島津由乃さん)と出会う話で観たやつや! 百合です(え)。琴爪ゆかりさん(キュアマカロンさん)の声の役者さんは生天目仁美さんでも良かったかもしれない。既にキュアハート役をやってる!
この流れで、我が青春の『マリア様がみてる』原作小説全巻感想&アニメ版(第三期まで)全話感想へリンク張っておきますね。↓
●マリア様がみてる/感想&レビュー
今、上の感想パラパラ読み返してみたけど、若い頃に『マリア様がみてる』にハマってしまった人間の業のような(え)熱量が感じられるな……。
閑話休題。
今回も「想い」のかけ違いが一旦生じて、「やり直し」て昇華するという、これまでの第1話〜第4話と繰り返されているフォーマットのお話でありました。
序盤の「想い」のかけ違い要素はゆかりさんの「好き」(ないし嫌いじゃない)という言葉で、何事に対してもいわば「偽・好き」状態なんですね。「偽」は言い過ぎかな。いずれにせよ、心からの「大好き」ではない。前回のまりこさんの、
「女の子はね、大好きから気持ちが始まるの」
「『想い』は女の子の輝く力になるの」
の台詞もここにリンクしてきてる感じです。何、やっぱりまりこさんけっこう重要キャラなの!?
そこで、定番の「失敗」パート。マカロン作りの失敗、まるでこれまでのゆかりさんのような外面は美しいけれど中身(味)が充実してないマカロンを作ってしまうことを通して、またいちかさんたちとのお菓子作りパートを通して、本当の意味での「大好き」の気持ちに昇華されるまでのお話。
今度は中身(味)は充実してるけど外見がイマイチなマカロンを作ってしまったところで、発動する「想いの守り人」いちかさんパート。
マカロン(ゆかりさんの「想い」の象徴)をネコマカロンに昇華してみせます。第1話で、デコレーションを失敗してもうさぎショートケーキに昇華して見せたように。失敗も、別な形で昇華することができるんや。ちょっとイマイチだなっていう同人誌とか作っちゃった時、いちかさんに任せればなんか良い感じの同人誌に昇華してくれそうです(え)。
そんなこんなで、ゆかりさんにも「大好き」が見つかりました。お菓子作りと、いちかさんです。百合です。
この流れで、あきらさん登場で引きで、いちかさんの「好き」があきらさんに向かう展開に。
ゆかり→いちか→あきら
です。
そ、そんな、
江梨子様→由乃さん→令ちゃん
みたいな。
はい、今回はなんか懐かしかったので、最後まで『マリア様がみてる』ネタで。
十年前は『マリア様がみてる』の由乃役か『ふたりはプリキュア(感想)』のポルン役か、といった感じだった池澤春菜さん(Twitter)も、お父様(翻訳家・小説家の池澤夏樹氏)から受け取った才能を開花させるように今では文筆業で神文章を連発されたりしております。時間の経過を感じますぞい。
→小説『マリア様がみてる』電子書籍版全巻[まとめ買い]をポチっちゃえよ、You!
→『魔法つかいプリキュア!』オフィシャルコンプリートブック
→Amazon・ビデオでプリキュアシリーズを観る(初代〜ドキドキ!へのリンクまとめ)
→前回:『キラキラ☆プリキュアアラモード』第4話「3人そろってレッツ・ラ・まぜまぜ!」の感想へ
→次回:『キラキラ☆プリキュアアラモード』第6話「これってラブ!?華麗なるキュアショコラ!」の感想へ
→『キラキラ☆プリキュアアラモード』感想の目次へ