『ヒーリングっど♥プリキュア(公式サイト@東映/公式サイト@朝日放送)』。
途中、タイムリーでは追えていない話数があったのですが、新規エピソードの放映延期期間中に上手いこと視聴が追いつき、現在までの既・放映エピソード・第1話〜第12話の視聴が完了しました。
これで僕も言える。
『ヒーリングっど♥プリキュア』、(ここまでは)全部観てます!(キリッ)
個人的には、『ドキドキ!プリキュア(感想)』以来くらいの勢いで、深いところに響いてきている作品です。
それくらい、花寺のどかという主人公が、イイ……。
わりと、Twitterの方では感想・考察的なものをポツポツツイートさせて頂いておりました。こちらのツイートからツリーでどうぞです。↓
この、気がつくとプリキュアのことを考えている感じ。『ヒーリングっど♡プリキュア』第1話。気持ちがいいという感想。一流の料理人が丁寧にダシを引いたり、素材に下味をつけたり、面倒な工程を当たり前にこなすように、プリキュアの第1話のために必要な高次元の工程をしっかりとやる一流の人達による創造で、こういう仕事は触れるだけで気持ちがいい。
— 寂しいシロクマ(相羽裕司)/仙台市太白区 (@sabishirokuma) February 2, 2020
こ、これは!?
懐かしい……と書こうとして、い、いや、別に二十代も三十代もこんな感じだったかもしれない!?
ここまでのエピソードのまとめ記事みたいなのも書いてみたいなという情念が湧いてきております。
第一クールのまとめ記事というテイストだと、以前『魔法つかいプリキュア!』で、
●リコ(=Record)が過去を赦して未来に目を向け始める〜『魔法つかいプリキュア!』第1クールのエッセンス
という記事を書いて、ありがたいことにけっこう読んで頂けたことがあったのですが。
こういった風味で、『ヒーリングっど♥プリキュア』第12話まで(主には第11話まで)に関しても、
・ビョーゲンズが象徴しているもの
・沢泉ちゆさんの役割
・平光ひなたさんの象徴と役割
といった話から『ヒーリングっど』という物語の構造のコアに近づいていくような文章を書いてみたいなと思っております。
今のところ主人公の花寺のどかさんが、『ドキドキ!プリキュア』の相田マナさん以来くらいの勢いで「一人では破滅してしまう」主人公のような気がしていて。
彼女は病気で動けなかった、そして助けられた経験から、いわばその反動で強い衝動で「人助け」をやっていくんですが、その過度の献身自体がのどかの(精神的な)病でもあるみたいな話で。
病であったことは変えられないし、今も病んでいるとしても、それはそうとしてそれなりに生きていく……というお話になっていくのかなと今のところ感じたりしております。
ちょっと、『HUGっと!プリキュア』っぽくもあるんですよ。
参考:HUGっと!プリキュア最終回の感想〜「やり直し」に必要な居場所としての母(=プリキュア)を描く(ネタバレ注意)
病気が治った、万歳! という方向を押していくというよりは、病であったことは変えられない、病で負っているハンデ自体はどうにもできないかもしれない、でも、「当初イメージしていた理想の自分」とは違う人間なりに、生きていけるはずだ、という。
花寺のどかの結末を、じっくりとしたストーリーでぜひ観たいんですけどね。1クール少ないとかよりも、個人的には放映時期変更とかでも(たとえば2021年もやるとか)構成のコアを全うして4クールやって欲しかったりしますかね〜。
そんな感じで、このブログもぼちぼち更新再開していこうと思っているのでした。また、よろしくお願いいたします〜。