相羽です。

 『キボウノチカラ〜オトナプリキュア'23〜(公式サイト)』第1話「ミライノカタチ」の感想です。

 ネタバレ注意です。
 ◇◇◇

 大人になった夢原のぞみさんが、ほ、本当に大人になった夢原のぞみさんだ! と、大変に感動しました。

 2023年に夢原のぞみさんと再会ということで、こ、こんなことがあるのか!? と感動と困惑の感情です。

『5』〜『GoGo!』を観てた頃の自分の痛切な気持ちを思い出したり、それからの(自分のリアルなどの)時間の経過に想いを馳せたりしてしまうのでしょうね。

 ストーリーとしては、『ハピネスチャージプリキュア!(感想)』の『映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ』が近いと思いました。


参考:映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ/感想(ネタバレ注意)


 足が動かないというプリキュアでもどうしようもない現実の苦難に直面するつむぎさんに、プリキュアであるめぐみさんは何ができるのか? というストーリー。

 両親の経済的な困難と離婚という現実の苦難に直面する片桐るみちゃんに、かつてプリキュアだった大人になった夢原のぞみさんは何ができるのか? というストーリーです。

『人形の国のバレリーナ』では、問題を解決したりはできないけれど、せめてずっと側にいるよという解答が描かれていたのですが。

 その辺りは踏まえた上で、今作、『キボウノチカラ』なりの解答をみせてほしいな、というのが物語面への期待なのでした。

 しかし、夢原さんはもちろん、みんなカッコいい。

 ミルク、というかくるみがめっちゃ大人のイイ女になってる! いや、ミルクは元々イイ女だったが!? みたいな、一人ノリツッコミが追いつかない、細かい部分を追い始めたら、何度観ても足りないくらいの、超絶量の愛でできている作品という印象です。

 現実の苦難は、誰にしろあると思います。

 個人的な話をするなら、僕の場合は親の健康のこととか。リアルタイムで『プリキュア5』観ていた頃が親の介護が始まった頃で、未だに悩み多きな状態という感じです。

 ただ苦難はあるにしろ、それでもなんか何とかなるような、愛とか幸せとか希望とか、一笑にふされがちだけど、やはりあると信じたいもの。そういうのが、『プリキュア5』には描かれていると思います。

 エンディングの「立ち向かっていく」のところの夢原さんとか、OPのプリキュア時代の姿でアクションが連続するところ、他の五人は必殺技なんだけど夢原さんは何か(自分? 世界?)を抱擁するような柔らかな動作なところとか、もう最高なんですが。

 自分もよい年齢なんだし自重しろと思いつつも(笑)、すごい、ドキドキ、ワクワクしてしまいます。

 この年齢(僕のことね)になっても、新規作画で愛情てんこ盛りで描かれる夢原のぞみさんの姿に、ついつい救われた気持ちになってしまいます。

 初めての感情かもしれない。昨日は試聴して、「生きててよかった」と思いました。

 あれほどの情熱で観ていた作品の主人公が大人になった姿の続編が、十五年越しとかの歳月を経た後これだけのクオリティで創られるというのは初めての体験かもしれないので。

 アニメで素朴に、自分も頑張ろうと思うのは久しぶりです。

 上述したように、できるだけ陽気にいきたいと心がけつつも、わりと僕も現実の苦難は感じがちなのですが、今年の残りは、『キボウノチカラ〜オトナプリキュア'23〜』観ながらなるだけ明るく歩んでいきたいと思ったのでした。

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→キュア・カルテットの新曲のエンディングという意味不明の感動を(僕に)もたらしている「雫のプリキュア」



→当ブログの『キボウノチカラ〜オトナプリキュア'23〜』関連の感想

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→リアルタイム試聴当時書いてた二次創作SS(pixiv)

のぞみ×うらら【キズナノカタチ】/pixiv

プリキュアオールスターズ/のぞみ×舞【夢の射す方へ】/pixiv

→次回:『キボウノチカラ〜オトナプリキュア'23〜』第2話の感想〜夢原のぞみさんとキュアドリームとの再会、あと秋元こまちさんについて(ネタバレ注意)
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