今回は、小林みくる偽名説の理由も考察しつつの、『名探偵プリキュア!』第3話「みんなおいでよ!キュアット探偵事務所!」の感想です。
ネタバレ注意です。
小林みくる偽名説があり得る現時点での理由。歩みが遅い(欠点とも捉えられる)亀を、花が咲いているひまわりにしてしまう今話。1話、「私って いつも……」とみくるが述懐する場面では、探偵帽と外套は脱いでる。
自分の理想として花開いた状態の「名探偵」としてではなく、等身大のただのみくるとして、自己否定めいた気持ちを吐露している。「この中に犯人がいます!」と言ってから、「ですよね〜」と自分の主張を笑い話風に撤回しかけてしまうのは、彼女の自分に対する自信のなさがうかがえる。
そのある種の自己否定感を、「名探偵」という華やかなヴェールで覆おうとしてるのが今の所の彼女の人物像ですが、それは、欠点がある本来の自分を花開いたもので覆うという、今話の亀とひまわりに通じるものがある。
怪盗団ファントムは、本来のその人を偽物(ヴェール・嘘)の人に置き換えてしまう。1話も、花嫁の友だちは時間どおりにきた方が偽物。遅刻した方が本物。遅刻は欠点だけど欠点を含めて、本来のあなたを受容するということ。なので、自己否定してる部分も含めて、本来のみくるを受容していく方に物語は進んでいくと思われる。
ゆえに、現時点では何らかの欠点・自己否定要素を自覚している小林みくるは偽名・嘘的な存在に位置付けられていて、後々欠点も含めた本来の自分を受容したところで本当の名前が出てくるというのは、3話までみた時点では全体の作劇として分かるかも……という感じなのです。
OPでは、あんなもみくるも幼い姿で二人とも母と手を繋いでいる(プリキュアシリーズでは、手を繋ぐことに様々な象徴的意味を持たせてる)。今話でも、トムさんの贈り物はお母さんへとのことだった。みくるの自己否定感の要因は、何らかの親との繋がり関係だろうか、と今話時点では想像してみたりするのでした。
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