相羽(シロクマ)です。

『名探偵プリキュア!』第9話「決めつけちゃダメ!」の感想です。

ネタバレ注意です。
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しるく、あんな、アゲセーヌで3回出てくる「シルキーアイス」のフォーマット。もちろん、物語としてはフォーマットに当てはめてしるくになれではなく、あなたは本来のあなた自身であれの方向。なのでアゲセーヌの「家入しるくもまあまあイケてるけど、アタシの方がアゲアゲだし」が作中解。

やはり怪盗団ファントムは悪ではなさそう。1999年が舞台で、90年代の効率が求められ本来の自分はフォーマットに押し込められて「代わりがいる」消耗品になっていく雰囲気の中で。

ニジーは変装でペルソナを使い分けて本来の自分を偽わって世渡りしながらもどこか本来の自分でいられる場所を求めて、効率度外視でプリキュアにこだわり。

アゲセーヌは家入しるくを認めながらも、そのフォーマットに本来の自分が当てはめられることを拒否している。彼・彼女らの方も、物語強度的には主人公サイドのいきおい。劇中劇が、シンデレラというフォーマットに当てはまるのではなく、主人公が自分自身として大切なもの(人)を見つけたという内容なのも、この流れに合致してますしね。

総じて、自分の外の外形的な圧力で本来の自分(内的)が制限されゆがめられる苦しみから、本来の自分を解放していく方向の物語で、鍵となるのが他者との関係になっている。明智あんなと小林みくるは、そういう苦悩も抱えているニジーやアゲセーヌの友だちになれそうな気がするのですよね。

6話が顕著ですが、胸にある悲しみ(あんなの一人1999年にきた疎外感など)も含めた、ALLその人(本来的な自分)的なものを受容しての人間関係。2026年でも響くものがあると思うので、このまま90年代から続く制限的なもろもろを解放していくような作風でいってくれたら嬉しいところなのでした〜

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今週は、前回の『名探偵プリキュア!』8話の話をするショート動画が2000再生超えで好評でした〜↓

名探偵プリキュア!8話の感想(2026年3月22日)

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→前回:『名探偵プリキュア!』感想/第8話「プリティホリックでプリティスマイル!」(ネタバレ注意)へ
→次回:『名探偵プリキュア!』感想/第10話「絵の謎を解き明かせ!」(ネタバレ注意)へ
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