相羽(シロクマ)です。

『名探偵プリキュア!』第10話「絵の謎を解き明かせ!」の感想です。

ネタバレ注意です。
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本物の絵と模造(偽物)の絵の違いは温度感なのですよね。本物の絵には母の温度感がノっている。9話の本物の家入しるくとフォーマットを真似ただけの家入しるくもどきとで描いていたことと同じテーマです。

あんなとみくるが温度感を受け取って母の愛の具現! みたいな勢いになってるのに対して、るるかがなんかそこまでじゃないのは、森亜るるかは(今の時点で)ちょっと冷めてる的な90年代のシンボル的キャラなのかも。

全てが複製品、消耗品になっていく中で、自分とは? の部分が薄まっていくような感覚。余談としてこの感覚を題材にしている名曲が、宇多田ヒカルの「Parody」です。

2026年でも、AIに仕事(自分と結びつけてる人はまだ多い)が奪われる的な話で地続きにまだまだ当事者意識もある題材であり、ものすごくざっくりした言葉でいえば(模造品的な世界での)「自分らしさ」はテーマである作品でありそうです。

今話も、クリスティーナの自分らしさは、華やかなメディアの中の模造もそうではあったのかもしれないけれど、見え方を変えると(絵の向きを変えると)娘との静かな時間の中にもあった……というお話です。

るるかのアイスも、キャラクターのアイコンみたいになってるけど、既製品なのでテーマ的にはまだネガティブ要素みたいな位置付けなのですよね。今話でわざわざパティスリーチュチュの帆羽くれあが出てくるくだりがあるので、既製品ではなく、るるかが自分でオリジナルアイス作りをするるるか回は今後ありそうだと思ったのでした〜

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→次回:『名探偵プリキュア!』感想/第11話「キュアアルカナ・シャドウ、現る」(ネタバレ注意)へ
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