相羽(シロクマ)です。

『名探偵プリキュア!』第11話「キュアアルカナ・シャドウ、現る」の感想です。

ネタバレ注意です。
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キュアアルカナ・シャドウは嘘も受容派、あんなは嘘はダメ派。プリキットグロスでの変装が嘘の自分のシンボルで、ずっと描いてる本来の自分テーマ関連なのですが。あんなも5話で高校生あんなの時期もあり、テーゼとして森亜るるかの方が強くないかw

あんなでも、5話の時のように本来の自分から離れてしまう時期があり、それは9話の家入しるくのフォーマットに当てはめて本来の自分を離れてしまう時期がある描写や、10話の模造の絵を生み出してしまう展開とも重なる。一時、嘘に逃げたい時が人にはあり、キュアアルカナ・シャドウはそのあたりを受容してる感じ。

最終的にはそれでも本来の自分を生きようという方にいくのだとは思うのですが(9話もアゲセーヌはアゲセーヌのままで本来の自分であるという話で、10話も母の想いがノった本物の絵に帰着する)、効率や機能を求めて全てが消耗品的になっていく1999年の流れの中で本来の自分を問いかける構造の中、一時嘘の自分でもよいのでは派の視点が内在されてきているのは、とても面白いです。

「星明かりのプリンセス」についてあんなは「みんなの想いが集まってキラキラ輝いているから」。アルカナ・シャドウのロッド、水晶、そしてマコトジュエルだから、宝石(天然石)もストーリー全体のテーマに関わるアイテムっぽいですね。本物の天然石はつくられるのに数億年かかったりするので地球規模の話になったりするのですが、「みんなの想いが集まって」は、嘘や偽物にも集まり得る、みたいな話にもなっていく模様です。

キュアアルカナ・シャドウはデザインもよいし事前人気もすごかったのですが、初変身回にしっかりストーリーの射程のギアを上げる内容も盛り込んできていて、これはテンション上がるな〜という第11話だったのでした〜

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